こんにちは。やんです。
今日はロコモティブシンドローム(ロコモ)について紹介します。
ロコモとは?
運動器の障害のために立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態を 「ロコモティブシンドローム(ロコモ、または運動器症候群)」といいます。
ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
ロコモ度テストを用いた住民調査から、ロコモと判定されるロコモ度1以上の人は4590万人と推定されます。
日常生活に支障はないと思っていても、ロコモになっていたり、すでに進行したりしている場合が多くあることが分かっています。
いつまでも歩き続けるために、ロコモの予防や進行を抑えて運動器を長持ちさせ、健康寿命を延ばしていくことが大切です。
日本整形外科学会,日本運動器科学会:ロコモティブシンドローム診療ガイド2021,文光堂,2021,p.20
今は介護が必要じゃなくても、ロコモであれば近い将来に介護が必要!!!になるかもです。
脚の筋力であったり、移動能力が低下している状態ですよということがわかります。
ではどのようにロコモを判定するのか?
ロコモ度テストというのがあります。
下記日本整形外科学会が提唱しています。
・立ち上がりテスト
・2ステップテスト
・ロコモ25
があります。
立ち上がりテストの流れ:
まず40㎝の台(一般的な椅子の高さ)から起立ができるか?
できなければ残念ながらロコモ度3となります・・・
40㎝クリアーとなれば → 片足で40㎝から起立します。
できた → 問題なし。よっしゃ。ロコモでないということになります。健康的な脚です。
更に30cm、20cm、10cmから片脚で立てるのかチャレンジしてみましょう。
40cmを片足でできない場合 → 両脚で30㎝から立ち上がれるが、20cmから立ち上がれないロコモ度2になります。
40cmを片足でできない場合 → 両脚で20cmから立ち上がれる ロコモ度1になります。
このように立ち上がりテストは簡単に身体機能を評価できます。
今の状態を確認するためにロコモ度テスト(立ち上がり)をやってみましょう!
次回の記事ではステップテスト、ロコモ25を紹介したいと思います。
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